小沢氏が引導電話「政権もたぬ」…検証1(読売新聞)
1日午後10時ごろ。民主党の小沢一郎幹事長は首相公邸にいた鳩山由紀夫首相に電話した。
鳩山、小沢、そして輿石東参院議員会長との2度目の3者会談から3時間余りが過ぎていた。
「参院が止まれば、法案が1本も通らなくなる。政権運営なんて、できないんだよ」
小沢は、社民党の連立政権離脱の影響を、丁寧に説明した。小沢からの事実上の最後通牒(つうちょう)だった。
鳩山の記者団への説明では、5月31日の最初の3者会談で既に、小沢に辞意を伝えたという。だが、鳩山は2度の3者会談とも、辞任の時期や方法などは具体的に語らず、条件さえつけた。
このため、「本音は続投だ」と受け止められた。小沢との1日夜の電話が、鳩山の辞任を決定づけた可能性が高い。
この電話会談の約1時間後、鳩山に近い中山義活首相補佐官がひそかに公邸を訪れた。激励するつもりだった。その中山に、鳩山は言った。
「今まで、ありがとう。『雨天の友』をこれからも大切にしたい」
中山は鳩山の辞意を悟った。鳩山と中山の会話の横で、鳩山の妻、幸が静かに、クッションに綿詰めをしていた。(敬称略、肩書は当時)
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